ダンスクラブ(ナイトクラブ)好きには見ておきたい映画「Party Monster」

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本日のオススメ映画はコチラの「Party Monster」です。この映画はノンフィクション(本当の話)のストーリーで、舞台は1988-1993年頃のニューヨークでのクラブシーンに絡む殺人事件が描かれています。まあ、映画のストーリーは皆さんに見て理解してもらうとして…..この時期、ニューヨークのミッドタウンで爆発的なアンダーグラウンドセンセーションが生まれます。それは「club kids」という存在です。このブームの火付け役が「Michael Alig」(先月、17年の刑期を終えて釈放)のゲイの青年で、ニューヨークへ大学進学する為にやってきますが、直ぐに中退し、クラブでドラッグ混じりの生活に陥ります。ある晩、とある集客の少ない「ライムライト」という、クラブのオーナー「Peter Gatien」と知り合います。(後にPeter Gatienはニューヨークのキング・オブ・クラブと呼ばれるようになります。ヒップホップのパーティーにも関わります。)そして、マイクは「このクラブを有名にするから金をくれ」という事で、毎晩、日替わりでメチャクチャ派手な格好をして、クラブで踊り集客しました、そしてクラブの敷地内には身内のドラッグディーラーを入れて、ドラックを売り、ドラッグとクラブからバックマージンを貰いながらの生活をしていました。これが俗にいう「パーティープロモーター」です。マイクはお金が儲かり、今度はピーターにお金を出させて、皆のファッション代金を支払うようになり、プロモーションした訳です。そして、次第にメンバーも増えていき、更なるムーブメントを作り上げて行きます。ある日「TV出演」(アメリカ版、笑っていいとも)する事になりました。(実際に出演した映像ココ)マイクはこのショーで皆からバカにされて、笑われながら、やじられてある格言を述べます、それは「クラブに来る時は自由にやりたいように、成りたいものになってくればいい。好きな音楽を聞いて、好きな人を愛したければ愛せばいい、とにかく自由で自分になれと」これが、全米中のイケテル青年少女に爆発的に受けた訳です。この彼の意見が間違いなくクラブ遊びの根底=Conceptだと思います。70年代のヒッピームーブメントにも似ていますね。この時期はニューヨークには本当にヘンテコリンな格好をした人が沢山いました。家出をしてクラブを徘徊する「club kids」も沢山いたそうです。(あのLady Gagaのファッションもこのclub kidsから来ています。)同時期に1988-1993年はハウスも本当にいいレコードもありましたし、ヒップホップの音楽も一緒に彼等のイベントでプレイされていました。俗にいう、ミドルスクールっていうジャンルです。(余談ですが、1988-1991年のヒップホップやR&Bのシングルにハウスバージョンが沢山入ってます。当時、’91年に私も渡米して、ライムライトにいった事があります。人がギュウギュウ積めでクラブに入れず、お店の外は真冬の-10度にも関わらず長蛇の列、オマケにクラブ内は酸欠でライターの火がつかなかったのを覚えています。)これらの大爆発的なクラブムーブメントが90年代に世界中の海を越えて、日本でもクラブやDJ、ダンスが流行ったという訳です。また、現地で衝撃を受けた人達が国内で活動していた(?)と思います。この映画の内容はとにかく、アメリカは浮き沈みがとても激しい国で、1988-1993年の「クラブ黄金時代」を上手く描けている映画はこれしかありません。最終的に1994年に市長「ジュリアーニ」がニューヨーク市の浄化作戦を行い、全ての違法なクラブは一度閉鎖させてしまいます。つまり、事実上、ピリオドが打たれてしまった訳です。(日本も今日、その時期を迎えてますね。)それが原因で1995年以上のニューヨークのクラブミュージックは変貌しちゃったんです。>

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